食育は、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指す。

2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの一次産品および二次産品の生産についての総合的な教育のことである。

この言葉を造語した石塚左玄は、食品の与える影響に関する独自の説によって、子どもに食べさせる食品の影響によって子どもの心身を養うという意味で用いた。


<参照元ウィキペディア 概要より>


>>>  食育ジャーナリスト 砂田登志子が考える食育について <<<

「食は命のもと」元気と健康の源であり人生最大の楽しみのひとつです。
栄養バランスのとれた食生活は、健康な個人を育み病気を未然に防ぎます。
食は命のリレーであり心を満たし愛を育んで人々をつなぐ絆となります。

食を育み、命・心・愛・絆・未来を育む。食は命。料理は心。味わう、楽しむ、もてなすは文化です。
いま、食生活に関する学習、健康教育の内容充実が注目され始めています。

近年、子どもの朝食欠食率や、家族と一緒ではなく一人で食事する孤食と個食が増加し、
食習慣の乱れと栄養摂取の偏りが社会問題化しています。その結果、肥満傾向の子どもの割合が上昇し、
高血圧、糖尿病など、大人になってかかる生活習慣病が子どもたちに忍び寄っています。

このような状況に対応するため、文部科学省は2005年度から「栄養教諭」制度をスタートさせました。
2002年から完全実施された新学習指導要領の『食に関する指導参考資料』の中で、学級活動や給食の時間、
各教科の学習と関連づけて、食に関する指導を横断的、総合的に行い、
生涯にわたって健康で充実した生活を送る基礎を培うために、必要な知識を身に付け、
実践力を養うことを目指すとともに、学校、家庭、地域において、積極的に取り組むように」と呼びかけています。

食は命のリレーであり、心を満たし、愛を育んで、人々をつなぐ絆となります。
ですから、食は健全な社会をつくる土台といえます。
欧米諸国では30年以上前から、幼児向け食育教材をいろいろつくり、直接話しかけています。

米国の食育には、食べものを賢く上手に選ぶフードチョイス(選食)と、がんや糖尿病などの生活習慣病を、
治療ではなく予防で対処するフードファイト(食戦)という二つのキーワードがあります。
自分の健康は自分で守る。健康とは、選び、闘いとるものというのが、健康づくりの基本姿勢です。
昨今、日本では生活周辺と価値観の激変が相次ぎ、
学歴より食暦」「食暦が職歴を育む」「食欲が職欲を支える」を実感する事例が少なくありません。

健康は人生のすべてではないけれど、心身の健康を失うと、すべてを失いかねません。
何を食べているかで人生と生活の質は決まります。

誰でも、いますぐに始められる「食育」
まずは、身近なところから1つずつ食に関して意識してみてはいかがでしょうか。

       
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